SKK用のJIS2004対応仮名漢字変換辞書2007年04月02日 11:02

SKK Openlab.から、JIS X 0213:2004対応の仮名漢字変換辞書SKK-JISYO.JIS2004が公開されました。辞書はEUC-JIS-2004で符号化されています。

SKKでは既に6年前から、JIS X 0213対応の辞書SKK-JISYO.JIS3_4を公開、開発してきていますが、これはJIS X 0213:2000のEUC-JISX0213に対応したものであり、2004年改正の追加10文字には対応していませんでした。Emacsの環境で2004改正に対応したものがまだ少ないためです。

今回公開されたSKK-JISYO.JIS2004は、SKK-JISYO.JIS3_4を補完するものです。2004年改正に未対応の環境では従来通りSKK-JISYO.JIS3_4のみを使えば良く、対応済の環境ではSKK-JISYO.JIS2004を併用することで、JIS2004の全ての文字を扱うことができます。

なお、EmacsのLispパッケージMule-UCSのJIS X 0213:2004に対応した版はMule-UCS Unofficial Siteにあります。フォントは定番の「JISX0213(所謂第3,4水準漢字)用bdfフォントのページ」から入手できます。多くの方に、進化した日本語環境を体験していただきたいと思います。

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