ブログ移行のおしらせ2009年11月18日 23:01

このブログには今までASAHIネットのサービスを利用させていただいていましたが、こんど自分のサイトに引っ越すことにしました。今後は新サイトのブログに書いて、このブログは更新しない予定なので、RSSリーダ等でお読みの方はご注意ください。

新サイトでは文字コードの以外のことも含めた総合的な内容になるので、文字コードにしか興味のない方には少々申し訳ないのですが、いくつもブログを管理するのも手間だしひとつひとつのトピックにそれほど分量があるわけではないので、このさい統合したいと思った次第です。

どうぞ、新サイトもよろしくお願いします。

ゆみさんの謎2009年09月23日 18:46

どうやってかたどり着いたウェブページ「人を動かすマナーの法則」で、インタビューワの名前が画像で「由弎」(ゆみ)と書かれているのが気になりました。

「弎」というのはJIS第4水準で、漢和辞典によると「三」の古字だそうですが、なぜこれが人名に使われているんでしょうか。人名の漢字に制限が設けられる前に名付けられた人なのでしょうか。でも見た目からすると多分違う…。ペンネームなのか自称なのか、はて。

規格の読み方2007年10月30日 23:31

前の記事を書くために久しぶりに97JISを読んだのですが、ああ、やっぱりこれは1997年の規格なんだなということを感じました。

というのは、規格が書かれた当時の常識や技術的な背景というもの (それらの多くは現在でも通じるにしても) が、規格の文言の裏に透けて見えるわけです。

規格というのは、文面に書かれたものが全てであるかのように読み、それできちんと意味が通じるのが良いわけです。というのは、異なるベンダの実装者が別々に読んで実装したものが、きちんと相互運用できてほしいから。けれどもその一方で、書かれた文書はやはりその時代の産物であることは免れ得ない。してみると、深く理解しようとしたら、書かれた当時の事情を知るに如くはない。

時代背景や常識というものをまるっきり無視して、言葉尻だけをとらえてあげつらうのは、(規格の草案を練り直すときには有益かもしれないとしても) 現実世界への適用においてはあんまり意味がないわけです。

そういうわけで、JISの「解説」はもっと参照されて良いのではと思います。規定がなぜそうなったかを知る手がかりになるからです。97JISやJIS X 0221-1:2001の「解説」なんかは誰でもいつでも参照できるように整備されていてほしいと思います(そういえばX0221の新しいのはもうすぐでしたっけ)。JISCのサイトでは「解説」まで含めてくれないのですよね。残念。