JISとUnicodeの妥当な変換とは ― 2006年08月16日 10:42
実に6年ぶりに、「JIS漢字とUCS (Unicode)の文字の対応・変換について」を小改訂しました。今回は、具体的なコード変換表を提供しているサイト (JIS-UCS 変換表、JIS X 0213とUnicodeの対応表) ヘのリンクを付け加えました。
6年経っても、この文書の内容は古びていないことが確認できました。もっともそれは、世間の状況があまり進歩していないということでもあるので、一概に歓迎できるものではありませんが……。
この文書の根底にある考え方は、コード変換においては、単にコード値だけを見るのでなく、コード値に対応づけられた現実の文字の対応を調べることが重要だということです。
これはどんなコード間の変換であれ変わらない普遍的な原則ですから、時を経て実装が変わり規格が変わっても、応用のきく考え方です。
特定製品の実装にとらわれることなく、コード変換の普遍原理に基づいて発想し行動することが大切です。
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