Ruby 1.9の多言語化2009年02月08日 12:31

Rubyist Magazine 25号にRuby M17N の設計と実装という記事が出ています。1.8まではSJISやEUCやUTF-8が一応使えますよという程度だったRubyが1.9ではじめて導入した多言語対応の機構の解説です。

Unicodeを使ったUCS normalization方式が全盛を極める中、CSI方式を採用しているのが興味深いところです。

Ruby 1.9.1が対応しているかどうかは知りませんが、原理的にはEUC-JIS-2004やShift_JIS-2004をネイティブに (Unicodeとの変換でなく) 処理することも可能なはずです。

前のバージョン(1.8系列)からメソッドの挙動が非互換に変わっているものがあるのが気になりますが、この記事を読んだらRuby 1.9.1を使ってみたくなりました。

コメント

トラックバック