「JIS漢字字典」の効用 ― 2006年03月12日 11:07
このところ、SKKのJIS第三・第四水準漢字辞書の整備に取り組んでいます。
ここで活躍するのが、日本規格協会から出版されている「増補改訂 JIS漢字字典」(芝野耕司 編著)です。入力する漢字の符号位置を調べるのに使うわけですが、「本当にこの符号位置で良いのか?」という疑問を解消するために大変に役に立ちます。
実のところ、SKKの辞書は既に単漢字変換で第三・第四水準漢字を入力できるようになっています。すると、熟語や固有名詞を登録するのには、漢字の読みから入力すれば良いように思われるかも知れません。
しかし実際には、異体字の有無や、形の似た別字に気をつける必要があります。そこで、JIS漢字字典に記載されている、包摂規準、字形例、異体字への参照、用例などを確認して、「入力したいこの字は確かにこの符号位置に対応する」ということを確認するわけです。
文字コード規格は単に文字を沢山収録しているだけでは駄目で、字数が多いほどにこうした文字同定のための情報が必要といえるでしょう。
SKKのJIS第三・第四水準漢字辞書は、私以外の開発者の尽力によって、なかなか使えるものになっていると思います。Emacsをお使いの方は是非試してみてください。
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